サルスベリ(夏祭り)
サルスベリ
ミソハギ科 サルスベリ属
樹高:3~7m
落葉性小~中高木
百日紅 別名:ヒャクジッコウ
・温帯で真夏に花を咲かせる代表的な花木のひとつ。
樹勢が強く、古くから庭をはじめ公園や街路樹に 植えられてきた。
・従来のサルスベリはうどんこ病に弱いという欠点があったが
最近ではうどんこ病に強い品種が作り出されている。
・サルスベリの名は、幹の生長によって樹皮のコルクが剥がれ落ち、
すべすべした樹皮が表面となって、猿が登ろうとしても滑ってしまうことから。
(植え付け)植え穴は大きめに掘り、堆肥 などを元肥に入れて、
やや高めに植え つける。
できるだけ水はけがよく日当たりの よい場所を選んで植えつける。
(病害虫)通風が悪いとカイガラムシが見られる ため適期に枝を間引く。
うどんこ病には オルトラン水和剤を散布すると効果的。
(施肥)剪定後、強い新梢を萌芽させるのが よい花を咲かせることになるので
2月に油粕 と骨粉を5:5または6:4に混ぜたものを施す と効果あり。
8月下旬頃にもそれを繰り返す。
(ふやし方)挿し木がよく、2月下旬に挿し穂 を採って土中に埋めておき、
3月上旬に 挿すとよく活着する。
(おすすめ種類) ・タスカローラ‥大きな花房に赤紅色の花を 咲かせる大型種。
うどん粉病に強い。
・マスコギー‥大きな株立ちになり淡紅色の 花を咲かせる。