コンパニオンプランツとしてのマリーゴールド 5月17日(水)曇り
■コンパニオンプランツとしてのマリーゴールド
チェリーブロッサムガーデン・ガーデンマーケットの松井です。
ご存知の方もあるかと思いますが、葉から独特の香りを放つマリーゴールド(キク科)には、野菜の近くに植えることで「コンパニオンプランツ(共栄作物)」として野菜の成長を促したり、害虫を寄せ付けない効果があります。
マリーゴールドの根内には、植物を枯らせてしまう害虫(線虫)を殺す成分が含まれており、また葉の匂いには、トマトに付くオンシツコナジラミを防ぐほか多くの害虫を防ぐ効果があります。この夏トマトや豆類、イモ類を植えた畑やプランターの近くに、マリーゴールドを植えてみてはいかがでしょうか。
その他にも、身近なハーブでコンパニオンプランツとして役立つものを少しご紹介します。
・ オレガノ・・・ツル性の野菜(カボチャ・キュウリ等)と相性が良く、風味が良くなる。
・ セージ・・・アブラナ科の植物にモンシロチョウが卵を産み付けるのを防ぎ、風味を良くする。
(キャベツ・ニンジン等)
・ レモンバーム・・・トマトの生育を助け、風味を良くする。ミツバチを誘い、カメムシを防ぐ。
野菜だけでなく、夏の植物と一緒に寄せ植えすることで防虫効果も期待できるマリーゴールド。ビビッドな色をした頼もしい夏の花です。
チェリーブロッサムガーデン・ガーデンマーケットでは、たくさんの花苗やハーブの苗を取り揃えて皆さまのご来店をお待ちしております。